1から学ぶ骨粗しょう症

骨粗しょう症を治療するには

骨粗しょう症に対する薬物療法としては、骨量の減少を抑える薬剤・カルシウムの骨への沈着を促進させる薬剤があり、前者にはカルシウム製剤や活性型ビタミンDの投与、後者にはたんぱく同化ホルモン、カルシトニン製剤の投与があります。しかし、薬物療法を行っても骨量の増加どころか、現状維持をするだけでもなかなか難しいのが現実です。

急性の腰痛や背部痛に対しては、3週間ほどの安静と消炎鎮痛薬や筋弛緩薬の投与によってある程度の軽減をはかります。ただし、ある程度痛みが和らいだら、なるべく早くベッドを離れ、運動を始めるほうがよいでしょう。

骨粗しょう症には、食生活の見直しの他、運動しながら日光を浴びるのがいいんです。運動は、食品から摂取したカルシウムを骨に蓄積するのに重要な働きをします。また、長く床を離れないでいると、筋肉が弱り、寝たきりになってしまいます。筋肉をきたえることは、骨折を防ぐことにもなるからです。安静を保ち続けるよりも、早々に運動を始めるほうが、骨量の減少を食い止めるのに良いのです。
軟性のコルセットをつけて、身体を固定すると痛みを軽減するのに役立ちます。

若いうちから、そして普段から、カルシウムの摂取や運動の取り入れ、適度の日光浴をして、骨粗しょう症予防に取り組むことがいかに大切か。強調しても強調しすぎることはないくらいです。